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ハドソン・テーラー キリストに生きた人
(J. Hudson Taylor A Man in Christ)

概要

 中国奥地伝道団(現、OMFインターナショナル)の創設者ハドソン・テーラーの伝記

 ロジャー・スティーア著 栗原督枝訳

 いのちのことば社 定価(本体2,500円+税)

 各キリスト教書店にてお買い求めいただけます。
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推薦のことば

 私は中学生の時、聖書図書刊行会から出版された『ハドソン・テーラー(戴徳生)の伝記』を読んだ。クリスチャンになったばかりの私の人生は、この本によって大きく変えられた。中国宣教への重荷が与えられ、海外宣教のために熱心に祈り、献金するようになった。一九五七年のことである。そして一七年後、神の不思議な導きによって、ハドソン・テーラーが創設したCIM、現在のOMFという宣教会の宣教師になった。

 ハドソン・テーラーの生涯から私が教えられたことは、(1)神との深く親しい交わりの大切さである。(2)その交わりとは、聖書をよく読み、思い巡らし、その教えに誠実に従うことであり、(3)心を注ぎだして祈ることである。この交わりのもと、ハドソン・テーラーは徹底的に神に信頼した。私たちが神を愛し、神のみこころに従うなら、神は私たち最善をなしてくださるという確信である。CIMそしてOMFは、現在も献金のアピールをしない。”God's work done in God's way will not lack God's supply.”(ご自身の方法でなされる神のみわざは、神がその必要を満たしてくださる)。

 多くの人の祈りと尽力よって本書が出版されることを宣教の主に感謝する。特に、多忙の中、翻訳をして下さった栗原督枝先生、OMFからの無理難題を快く受けとめ、信仰をもって出版に協力して下さった、いのちのことば社の方々に謝意を表したい。

 この本が日本のクリスチャンを霊的に高め、宣教のビジョンを拡大するのに用いられるように祈る。

 元OMF(国際福音宣教会)日本委員会総主事
 現ぶどうの樹キリスト教会牧師
 牧野直之
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